こんにちは。次々とお花のバトンがリレーされていきます。春は本当に美しい季節ですね。
新学期が始まり、大人も子どもも少し疲れがでてくる頃かと思います。
お天気のよい日には若葉区の源小学校近く「子どもの森」がお勧めです。
木洩れ日の下で深呼吸してみてはいかがでしょう。
さて、今日は千葉市若葉区の当ピアノ教室に入会して3か月のHちゃんのレッスンの様子をお伝えします。
Hちゃんはピカピカの1年生です!
体験レッスンを受けたときは、保育園に通っていました。
「初めまして!」のご挨拶から元気いっぱいでした!(^^)!
終了後「たのしかった!つぎはいつ?」
その日のうちにご入会のお返事をいただき、レッスン開始から3か月目の現在
プレピアノカリキュラムをどんどん進んでいます。
「まりせんせい、立って歌いたい!」「はい!そうしようね」
「これってどういうこと?」「それはね…」「あっ!そうだった」
言葉のやりとりがスムーズにできるHちゃんですが
「わすれちゃった!」と言う場面が増えてきました。
保護者のみなさんはよく「うちの子は集中力がなくて…」とおっしゃいます。
集中力は誰もが持っている力だと思います。
ただ、お子さんによって「集中力の使い方が分からないように見える」場合があります。
私はそういう時、生徒さんの姿勢や足の位置に注意をおくようにしています。
お辞儀をするとき「かかとはどこかな?かかとをつけましょう。お尻も閉めてね」(笑)
ピアノの前に座り、足台に足を置いたとき、ぐらぐらと足が動いています。
「足の裏は今どうなっているかな?」
まっすぐな姿勢を保てずに背骨がぐにゃり「おなかを伸ばそうね」
見えない背中を意識するのが難しいかもしれません。
自分の体がどうなっているか意識を向けていけるよう、声をかけます。
音源のテンポぴったりに歌う、リズムを手で打つ、音符のたまを指で押さえながらドレミで歌う。
プレピアノレッスンで毎回取り組む内容は、多くの感覚を瞬時に使うものです。
30分のレッスン中に何回かキュッと集中する場面をつくります。
「私の声をよく聴けるように体をとめて耳を開こうね」(耳の奥の扉を開けるイメージです)
集中したあとは「つかれた~」
Hちゃんの体はグニャグニャ~(*^^*)
「そうね、よく集中したね」
集中とリラックスはセットです。
先日のレッスンおわりに「せんせい、きょうはどうしてもギューしてほしいの」
明日は入学式…「楽しみ~」と話していましたが(そうか、Hちゃんは緊張している…)
「わあ、ギューさせてくれるの?ありがとう!」とハグしました。
隣にいらしたお母さまが「よかったね~」(^-^)
Hちゃんは体で私からの「大丈夫!」を感じたかったのかもしれません。
翌週、Hちゃんはドアを開けるなり「せんせい、あたらしいおともだちがいっぱいできたよ!!」
弾んだ声をきき「わあ!よかったね~」
こうして体と心のバランスを整えるのは、ピアノレッスンの大切な要素です。
小さい頃から継続すると、自分の体や心の特性を知り、整える方法を見つけていきます。
「ピアノが弾けたらいいな」
初めて会うお子さんを、保護者の方を、両手を広げる気持ちでお迎えします。
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