こんにちは。
千葉市若葉区の当ピアノ教室HPをごらんいただき、ありがとうございます。

おかげさまで10/31ハロウィンの日にコロナ禍のコンサートVol.18「Animato」(元気にいきいきと)を終演しました。

↓小2 魔女の宅急便より「世界って広いわ」

「体験による学びはとても大きい」

長期化するコロナの影響で、学校行事の多くは中止、延期されました。
アンサンブル練習を始めた当初、私が感じた「生徒のみなさんがぼんやりしている印象」は、学校でのあきらめ、無力感だったのだと思います。

「個人から集団へ」集まって練習・作業しています~発表会に向けて②

そう言えば何度か、きかれました。
「先生、本当にコンサートやる?」
「ソロだけでなく、アンサンブルもやるんですよね?」

学校の行事や活動には「人とどう関わるか」「自分に何ができるか」「何を喜びとするか」など、さまざまな気づきの瞬間があります。
子どもたちは自らの行動と引き換えに「意欲」を得ます。
「自分のやる気スイッチをつくる」という感じでしょうか。

今回、初ステージの生徒さんから大学生まで、よく集中して演奏し、聴き、行動しました!!
温かい思いやりと「ありがとう」の波動がホールに広がりました。

↓年長~小2までのカスタネットアンサンブル 鬼滅の刃より「紅蓮華」

「音楽は空気の振動です」

コロナ禍で確かめたことです。
オンラインコンサートやYouTube動画で伝わらないのが、この振動です。
生の音楽の振動や響きをホールで体感するのが、今回の開催の目的でした。

ピアノは音を出した瞬間から、その音が小さくなっていく消えていく「減衰楽器」です。
レッスンで「音のしっぽをよく聴いて弾こう」と伝えています。
ホールで音のしっぽが美しく長く伸びました(*^^*)

初ステージのみなさん(講師との2台連弾)音のしっぽをしっかり聴きながら弾けましたね。
いっしょに弾いて、とても気持ちよかったです。
きっと生徒のみなさんも、聴いてくださったご家族のみなさんも…

5名の管弦楽器ゲストのみなさんの演奏は格別でしたね(^^♪
アンコール曲「上を向いて歩こう」全員立ちあがり、演奏に合わせて手拍子しながらホールの星空を見上げましたね。
私は生涯忘れないと思います。

ピアノもオーケストラの一員です。
次回はゲストのみなさんと連弾で共演しましょう。

↓姉妹連弾 動物の謝肉祭より「白鳥」

「個人から集団へ」

当教室はひとりひとりが培ったピアノを弾く力をアンサンブル演奏にも生かし、音楽を幅広く楽しむことを目指してきました。

コロナ禍で「どんなときもこれを目指す」と確かめました。

対面レッスンできないときは、オンラインレッスンをして学びを止めない。
集まって練習できないときは、YouTube動画で個人練習し集まれるときに合わせて仕上げる。

↓お家で折った「折り紙作品」をひとつのアートにまとめました。

↓小3までの生徒さんが描いた「曲のイメージ画」がホールを彩りました。

「音楽をつくる場所は人が育つ場所」

生徒のみなさんは、前日・当日リハーサルと本番…長時間を一緒に過ごします。
しっかり演奏に集中するために、スムーズに行うために「スタッフ」と呼ばれる中学生以上のみなさんの力は「なくてはならない力」です。

◆司会・ステージのセッティング
◆出番前の招集・誘導・待機
◆イメージ画や曲タイトルの掲示
◆長時間座席で聴くための見守り
◆マスク管理・消毒の声かけ

数々の役割を自ら選んで分担し、助け合い補い合い「ありがとう」を交換します。
「これ、お願い!」「分かりました!」
「ありがとう」「ありがとうございます!」
2日間、幾度となく耳にした言葉です。

先輩方にしてもらったサポートを後輩たちにおかえしする…「あのとき嬉しかったから」

「ピアノで育つ♫音楽で育つ♫」
育つ姿・育った姿をみせてもらいました。「お疲れさま!ありがとう!」

↓コンサートの最後に金銀銅メダル授与。後片付け完了後ステージで手締め。そしてこの達成感、充実感です💛

↓OBOGのみなさんから「先生!スタッフを褒めてくださいね。よく行動しました!」

人生には困難が伴います。
今後もパンデミックや自然災害に見舞われるでしょう。
人間関係に悩む、進路に悩む、恋に悩む…
絶望感に打ちのめされ「音楽が何になる?」と思う時があるかもしれません。

しかし「絶望から這い上がろうとするとき、1歩踏み出そうとするとき、音楽の持つ純粋で偉大な力が必ず助けとなります」

練習を続ける。
レッスンを続ける。
大切に続けましょう(^^)

コロナ禍の発表会~ホールで生の音楽を体感しましょう♫

YouTube動画でノリノリ練習しています♫~発表会に向けて①

いっしょに練習・作業した仲間とステージへ!~発表会に向けて③