こんにちは!
千葉市若葉区の当ピアノ教室HPをご覧いただきありがとうございます。
お子さんがピアノに、勉強に、スポーツにといろいろなものに「やる気」をもっていたら、親御さんは嬉しいですね。
「ピアノをひきたい!ならいたい!」とお子さんが言ったのなら、それは「ピアノに対するやる気の芽」です。
その「やる気の芽」を育てる練習環境とはどのようなものでしょう。
楽器の用意(育てる土壌)
当教室ではピアノか電子ピアノ、どちらかを用意していただいています。
よくあるご質問
「本当にやる気があるのか確かめてから購入します」という方が時々いらっしゃいます。
「子どもがピアノを楽しめたらいいな」と思いながらも「ピアノを弾くのは簡単ではない。練習できるのだろうか?」とご心配になるかもしれません。
↓お子さんの「やる気の芽」をイメージしてください。
楽器の用意は「やる気の芽」が育つふかふかのよい土です。
せっかく出た芽もふかふかの土が十分になければ育ちませんね。
はじめは小さくて、たよりなく見える「やる気の芽」です。
この芽が大きく成長して花咲かせるようにするのが「ピアノを習う」ということです。
私は「まず楽器を用意してお子さんに触れさせてあげてください」とお願いしています。
お子さんの「やる気の芽」に一緒に陽光や栄養を与えて大きく育てていきましょう!!
お子さんに合う練習環境(栄養を与える)
ピアノ練習に必要なグッズ5点セットは
足台・メトロノーム・色鉛筆・音の早読み表・レッスンノート(宿題の内容・ポイントの確かめ)です。
時計やタイマーはお子さんの状態に合わせて使うとよいと思います。
↓Yさん家の楽譜スペース
兄妹さんが通っているYさんのお宅のテキストやワーク類をしまうスペースです。
ふたりの物をきちんと分けてしまえる「楽譜のお家」です。
習い始めた頃からのテキスト類全てがあるそうです。
忘れ物がないとレッスンがはかどります。
忘れ物をしやすいお子さんには、確かめる方法を一緒に考えましょう。
↓Kくんの練習環境
レッスンノートがいつも見えるようにクリップで開いてありますね。
Kくんは練習した日にマス目を塗ってきます。
色鉛筆が手元にあるから塗れるんだなあ…ふむふむ…と納得。
この日のレッスンで「何回弾いたか分かるようにしたらどうかな?」
そこでKくんと考えた方法が「レゴブロックを積み重ねる」でした
努力した量が目に見えるとモチベーションがあがります!
レッスンを終えて帰ったKくんのお母さんから写真が届きました。
Kくんがいつも遊んでいるブロックを練習に活用するわくわく感が伝わってきました。
小4くらいまでのお子さんには、こうした練習環境の工夫がよい効果へつながります。
「練習したの⁈」(ちゃんとやりなさいよ)
「したよ」(やってるってば)
このやりとりだけでは、おざなりな練習になりがちです。
お子さんに合う練習環境づくりは「やる気の芽に栄養を与える」ものです。
お子さんの思いつき・親御さんの知恵や実践する力を合わせると「練習が楽しい!」と思えるのですね。
温かい声かけ・見守り(陽光をそそぐ)
「ピアノを弾いて楽しむ豊かな人生を送れるように」
私は出会った生徒さん全員にそう願い、毎週レッスンしています。
楽器の習得には時間がかかります。
親御さんはどうぞ長く続けていけるよう、見守ってください。
手軽に楽しむものがあふれている現代、子ども時代にピアノを習い続けるのは特別な環境、特別な存在になりつつあります。
私はどんなお子さんもピアノを習い続けた先に大切なものを手にする姿を見てきました。
どうぞ習い続けられる環境を与えてください。
その環境は親御さんからの大きなプレゼントです。
子ども時代の習い事は、生涯楽しみ人生を豊かにするものを得るかもしれない機会です。