こんにちは!
千葉市若葉区の当ピアノ教室HPへようこそ(^^)
今回は短時間でも効果のある練習についてお伝えします。
「そんな練習ありますか?」「あります!」笑
新しい曲を譜読みしよう!
譜読みは曲の最初からします。
生徒さんに宿題をだすとき、まず私が弾くのを聴いてもらいます。
「フレーズはどこまでかな?」
(フレーズとは一息に歌う・弾く「まとまり」です)
通常は4~8小節でできていて、このまとまりが組み合わさって曲となります。
「えーと、ここまでがフレーズで、ここまでがAのメロディーです」
「そうね、AのあとにBのメロディーがあるわね」
「ハイ、そしてもう1度Aがあります」
「そう!その後Coda(まとめ)で終わる曲ね」
こうして曲の構成を知り、まとまりごとに譜読みします。
これがどんな曲かな?と大まかに曲の感じをつかむ「譜読み」です。
⇓真夏に「あわてんぼうのサンタクロース」笑 Rちゃん(小2)はレッスン2回目に仕上げました!
いつも最初から弾いていないかな?
ピアノを習うお子さんの性格の傾向として「真面目さ」があります。
几帳面にいつも曲の初めから弾く…
曲の初めはすらすら弾けるけれど中間部のサビ(B部分)であらら?
なんとか先へ弾き進めてCoda(まとめ)でカッコよく決めポーズ!
とならず、モヤモヤして終わる…
すらすら弾きたいのになあ…
曲想をつけて仕上げたいのになあ…
弾いているのに仕上がらないのは残念ですね。
よい練習とは「弾けないところを弾けるようにするもの」ですが、「弾きにくい部分」をひとりで重点的に練習するのはハードルが高いと思います。
⇓仕上げてニッコリのRちゃん
最後から弾いてみよう♫
「この曲はどんな終わり方をしているかしら?まとめ部分を弾いてみようね」
そうです!
終わりから弾く!
これが効果のある練習です。
カッコよく和音で決めポーズで終わる
フォルテ(強い音)で堂々と終わる
何度もさよならを繰り返すようにして終わる
終わり方を理解して、ていねいに弾けると満足度がアップします(*^^*)
「あら?初めのフレーズ目もよく歌えたね」となります。
中級・上級レベルは10分とはいきませんね笑
でも、理屈は同じです。
「いつも初めから弾かなくて大丈夫」
「最後からさかのぼって」
「真ん中のサビを重点的に」
「気になっている部分から」
「今日はどこを練習しようかな?と考えるのも楽しいよ」と伝えています。
そう言われても「ひとりではちょっと…」
取りかかりにくい生徒さんがいます。
「一緒にやってみよう!」
講師が寄り添うことで、よりよい練習ができます。
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その効果を体感していくことで、ひとりでも工夫して練習できるようになります。
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ピアノ練習には「自分が持っている力を使う」という大切な意味があります。
⇓「やったー!今日はシール4個もらえる!」はずかしいから…マスクありでパチリ。
お子さんの健やかな成長に寄り添うピアノレッスンです。
「秋からピアノを習い始められるといいな」とお考えのみなさんは、ぜひレッスンを体験してご検討ください。
楽しみにお待ちいたします。