こんにちは。
千葉市若葉区の当ピアノ教室HPにようこそ!
今回はKちゃん(年少)のレッスンをご紹介します。
⇓Kちゃんは入会から5ヵ月、お母さんと弟くんと3人でレッスンに来てくれます。
Kちゃんの感受性にふれる
ある日のこと…
弟くんが、靴を脱ぐなり私に走り寄ってきました。
「こんにちは~!Rちゃん!」(^^)
弟くんの向こうのKちゃんの私を見る目が「エッ!Rがさき?」と言っているようでした。
(いけない!Kちゃんに先に声をかけるんだった)
次の瞬間「つかれた~もういやだ~」(>_<)
お母さんがさりげなく「あらら、どうしたのかな?元気にきたのに~」
私は「そうだ!Kちゃん、新しいカードをいっしょにやろうか?」
その日は動物カードの「リズム打ち」から始めました。
「ゾウは大きくゆっくりと~」
「ネズミは小さくはやく!」
強弱をつけて
文字数で拍子を分けて
全部つなげて「だんだんはやく!」
(リトミックレッスンの内容です)
やっているうちにKちゃんが笑顔に(^^)
サッシの向こうを見て「わあ、ママもわらってるよ~」
お母さんが笑顔で安心を伝えてくれました。
個性・感性が色に表れます
⇓ワークのイラストに塗った色の説明をしてくれました。
動物イラストのページ「好きな色で塗ってね、本物の動物の色でなくてもいいの、自由にね」
「う~んとね~Kちゃんはゾウはゾウの色にしたい」
「そうなのね、もちろん何色でもどうぞ」
「じゃあ、ゾウのいろ!」
感受性ゆたかなKちゃんは、周りに敏感に反応します。
ネガティブなものにも
ポジティブなものにも
でも弱いのとは違います。
自分のセンス・意思をしっかり持っています。
ミルクレープのように重ねるレッスン
⇓大好きなおばあちゃんが付き添ってくださった日も、ていねいなご挨拶から始めます。
いっしょに「おねがいします」をした後
「Kちゃんピアノすき♡」とひそひそ声で
「どうもありがとう♡」とひそひそ声で
1対1でレッスンするピアノは、ひとりひとりの発達や個性に合わせて進められます。
Kちゃんは新しい内容を前にすると「まちがえるかも」「しっぱいするかも」と尻込みする傾向があります。
「大丈夫だよ」と言葉だけ伝えても真の安心にはつながりません。
やれることをやって確かめる復習に時間をかけると「やれるかも」の幅が少しずつ広がります。
⇓「センセ、カードならべしたい」「やろう!」
Kちゃんが「やりたい」と思った内容は柔軟に対応します。
「Kちゃんがやりたいと言ってくれると嬉しいわ」と伝えます。
そして既に知っていること、できることの間に新しい学びをはさんでいきます。
これが「ミルクレープレッスン」です。
「ミルクレープ」とは?
何枚ものクレープ生地の間にクリームをはさんで重ねた美味しいケーキです(*^^*)
⇓「ひとりでゆびおいできた!」(音ぴったりに音符を指で押さえながらドレミで歌う)
「指おい」
Kちゃんの指を私が持っていっしょに歌いながら練習してきました。
1回目はいっしょに
2回目はひとりで
様子を見ながら
Kちゃんの指をもって私が動かす
Kちゃんの手の甲に私の指をのせて動きを伝えて
1つの内容に2~3のパターンで取り組むと…
ミルクレープのごとく薄い生地に薄くクリームを塗って重ねて…
だんだん「ひとりでできそうかも」という感じになり
この日の「ひとりでできた!」です。
Kちゃんが豊かな感受性をピアノで表現する日を楽しみに、レッスンを重ねましょう♫
レッスン終わりに「Kちゃんハロウィンコンサートとってもたのしみ♡」とひそひそ声で…
「ピアノを弾いてプレゼントするんだよね」
「そう、サプライズプレゼントしようね。プログラムの色ぬり、ひとりでやれる?」とひそひそ…
「だいじょうぶ、ママがいそがしいときにやるね」笑
ハロウィン・ミニコンサートは10月末レッスン室でご家族に聴いていただくイベントです。
2022年ハロウィンミニコンサート♪ありがとうございました!
⇓かわいいコウモリ姿で「ぐるぐるピアノ」を弾いたKちゃんです。
お子さんが持って生まれた本質を認めるピアノレッスンです。
ご興味のある方は、どうぞレッスンを体験してご検討ください。
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